三越伊勢丹グループでは、安全性の高い企業運営を目指すために、企業内部の統制をとり、管理体制を構築することによりガバナンスを強化しています。それにより、不正行為や情報漏洩などの企業リスクを減らし、労働環境の改善、企業価値の向上、収益力の向上を図っていきます。
ガバナンスを強化するうえで大切なものに対話があります。そのため、三越伊勢丹グループでは、「グループガバナンス」と「コミュニケーション」をサステナビリティにおける3つの重点取り組み(マテリアリティ)の土台として据えています。
企業の社会的価値の向上は株主やステークホルダーの利益を守り、企業の成長の足元を固めていきます。各ステークホルダーの要望を引き出し、それらにスピーディーにお応えすることで市場価値を高めていきます。
当社グループは、企業活動の透明性を確保し、経営の意思決定の迅速化、経営監督機能の強化、 内部統制システムの充実などに継続的に取り組むことで、コーポレート・ガバナンス改革を推進しています。また、機関設計として指名委員会等設置会 社を採用しています。
お客さま、お取組先、株主・投資家、従業員、地域社会・コミュニティといったステークホルダーとの良好な関係を構築するため、コーポレート・ガバナンスの在り方の検証を行い、適宜、必要な改善を図っています。
また、当社グループは、コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方、枠組み、および運営方針を定めた「コーポレートガバナンス・ガイドライン」を制定・開示しています。