三越伊勢丹グループでは、楽しくお買い物をしながらも社会課題に触れていただけるよう、多くのお客さまがいらっしゃる店頭やWEBサイト上で、さまざまな発信やご提案を継続して実施しています。
入口の笹飾り①
今年はパンダ柄の短冊も作成
三越伊勢丹グループの七夕イベントでは、「短冊」と「願い事スポット」をご用意しています。
この短冊は日本の竹100%を使用した「竹紙」でできています。総合製紙会社の中越パルプ工業㈱が、使われなくなった日本の竹を持続的かつ大量に紙の原料とし、森林や里山、生物多様性保全に貢献する素材として、鹿児島県の川内工場にて生産しており、三越日本橋本店と三越銀座店で七夕飾りとして2015年から採用。その後他店舗にも拡大して「竹紙」短冊の笹飾りスポットを毎年設置しています。
関連リンク
三越伊勢丹グループの七夕
2019年のクリスマスでは、店頭でお買い上げのお客さまに国産の間伐杉材を使用したバッグチャームを差し上げました。
間伐杉材の利用により、健全な山や森の育成に貢献するとともに、木の香りがするチャームをご利用いただくことで、環境について考えるきっかけ作りとなることへの願いも込めています。
くわしくはこちら
1
3 編集担当寺澤の対談企画 こちら https://www.mistore.jp/shopping/feature/women_f2/sfc_w.html
5
2020年5月にリニューアルした三越伊勢丹オンラインサイトでは、お買物を通じたサステナブルな取組みや商品をお客さまにご紹介する、専用ページを開設しています。
作り手と使い手をつなぎ、持続可能な未来に向けたライフスタイルの提案を、ページを通じてお伝えしてまいります。
最新のサステナビリティ情報が集合
くわしくは こちら
VOICE 担当者より
20年度より、三越伊勢丹オンラインサイトにおけるサステナブル担当に着任し、お客さまに当社のサステナビリティな商品やサービスをお伝えするため、日々店頭に足を運び、現場担当者と密なコミュニケーションをとり情報収集をしています。例えば、「食品の担当者は食品廃棄物のリサイクルを進めるため、まずは廃棄量を知ろうと日々ゴミ集積所に通いゴミを調べて情報収集をしていた」といった初めて知ることも多くあります。そして、店頭ではお伝えしきれていなかった情報、特に、既にサステナビリティを強く意識しモノ作りをされている生産者の方々、デザイナーさん等のお取組先様のことも、三越伊勢丹オンラインサイト内でお伝えしていく予定です。
この担当になり、社内だけではなく他社様からポジティブなメッセージをいただくようになりました。当社の姿勢に対するご期待だと感じており、それに沿える提案をしてまいります。
一方で、サステナビリティはハードルが高いという印象もありますが、できることから行動することが大切でもあるので、お買い物を通して、サステナビリティについて知る機会になる、実際に具体的な貢献につながる、といった「身近なサステナブル」をお客さまと一緒に私たちも考え続けていきたいと思います。
MD統括部 マーケティンググループ
MD計画 編成局 寺澤 真理
写真1
3
5
写真7 予選の様子 シューシャイナーの技術により、みるみる靴が光っていきます
2019年5月、伊勢丹新宿本店本館3階ではアフリカへの社会貢献にも務めているファッションブランド<CLOUDY>が4回目となる出店をしました。同ブランドのファッションとサステナブルを融合させ取り組む姿勢に共感し、毎年5月にご紹介しています。
<CLOUDY>はアフリカの貧困や教育、雇用問題と向き合い、売上金の一部をアフリカへの寄付に繋げているほか、現在ガーナやケニアに5つの工場を構え、およそ400名の現地雇用を創出しています。
2019年5月、三越日本橋本店の食品フロアでは「食にまつわる循環」をテーマとした催事<フード・サーキュレーション>を開催。環境に負荷がかからないライフスタイルを企業や個人に提案している「530week(ゴミゼロウィーク)」と一緒に、「環境のことを考えた作り手の強い思いのあるショップ」を複数店舗ご紹介しました。
お客さまと一緒に環境問題について考えるきっかけを、多くの人にとって身近な食で一番大切な「美味しい」という切り口からアプローチしました。「考えて(ながら)食べる」という食の新しい楽しみ方への関心の高さがうかがえました。
搾りたてピーナツバターが人気の<BULK FOODS>では容器は別売り。
出店ショップのコラボレーションメニューもイートインに登場。ショップ同士のつながりでも「循環」を表現しています。
<アタラシイヒモノ>と<ブリコラージュ ブレッド アンド カンパニー>のコラボレーションサンド
お客さまに作り手の思いやサーキュレーションについて伝えるため、社員たちも何度も勉強会を実施しました
くわしくは こちら
2020年2月、三越銀座店では3回目となる「靴磨き選手権大会 2020」が開催されました。
紳士靴に使用している皮革製品は、素材の元となる家畜の生産が減少していること、また、環境負荷が大きい皮革の生産過程で、厳しい排水処理基準に対応できず皮革製造業者が廃業するなど、持続的な調達が年々難しくなっています。
靴磨き選手権大会では、靴磨きを通じて靴を消費財ではなく足元のパートナーとして捉えてもらうきっかけ作りと、永く愛用するというサステナブルなマインドの醸成を目的としています。
くわしくは こちら