三越伊勢丹グループでは、3月11日の震災直後より災害対策本部を設けて、直ちに復旧に取り組み、3月12日より仙台三越を現地の拠点として、名取市、多賀城市、石巻市の災害対策本部あてに、救援物資を合計で32便お届けいたしました。(救援物資内容参照)また同業他社からの支援物資輸送を引き受け、代行も行ないました。
仙台三越に復旧支援便が
到着し救援物資が届けられたようす
仙台三越にご来店お買い物のお客さまのようす(3/24)
千葉三越「東北6県アンテナショップ」のご案内
被災地復興支援として、三越伊勢丹グループ各店舗で、「東北物産展」を7月末までに延べ66日間開催しました。千葉三越では、特別企画として、青森・秋田・山形・岩手・宮城・福島の代表商品300点を期間限定で販売しました。
また、伊勢丹新宿本店開催の「チアアップ!東日本フェア」のなかで、被災地支援の地産商品を揃えて継続的にクローズアップするなど、本業を通じて継続的に支援をしています。一方仙台三越のお中元ギフトセンターでは、地元製造の商品を震災御見舞や返礼ギフトとして提案し、4割のお客さまにご利用いただきました。同時に、日本赤十字社へ3000万円の寄付やNPO法人ジャパン・プラットフォームに2000万円の寄付をおこないました。グループ店舗での義援金受付のために、常時募金箱を設置しています。
伊勢丹新宿本店でのチャリティTシャツ販売会
伊勢丹新宿本店や三越銀座店のスペースで、エンジェルピース(「NPO法人グラウンドワ-ク三島」のプロジェクト名)のTシャツ(お子さま、婦人、紳士)販売によるチャリティを開催しました。これは、震災により悲しみや苦しみを体験し、心に傷を受けられたお子さまたちや、震災の影響で学校の授業が行われずに勉強が遅れてしまったお子さまたちに、「心と体のケア」を通して、少しでも元気と笑顔を取り戻してもらう活動と、「人と人との絆、家族の絆」を大切にするための活動への協力です。お客さまや取り組み先、そして未来を担う子どもたちの喜びにつながるよう、復興支援に引き続き取り組んでまいります。
送付した救援物資
ミネラルウォーター(350mℓ~2ℓ) 約3万3千本、ジュース・お茶・その他飲料水 約8万5千本、米(5kg) 約360袋 保存用パックご飯 約2,100食、レトルト、カップ麺他食料品 約19万食相当、防寒衣料 約5千着寝具 約1千点、肌着 約1万7千点、マスク 約33万点、バスタオル・タオル 約2万1千点、携帯カイロ 約1,000点、カセットコンロ(ボンベ) 約50点、トイレットペーパー 約1,600点、消毒液 約4,600点他
2011年5月4日、JR大阪三越伊勢丹がオープンいたしました。「My Story Store」「お客さま一人ひとりの想いにお応えし、お客さまの人生の節目節目で、ストーリーを提供できる店になる」を、ストアコンセプトとしてまいります。
オープンに際し、「ミータンBE@BRICK」チャリティーを行いました。グループで取り組むBE@BRICKチャリティーの中でも、大阪店のみの特別開催でした。日本で初のダブルネームでの開業。「ミータン」は長い店名に対し「三越のミ」に「伊勢丹のタン」をつけた、社員が付けた店の愛称でもあります。オープンから4日間で完売した16500個の、販売金額495万円の全てを、日本赤十字社を通じて、東日本大震災に寄付させていただきました。大阪の皆さまの思いを、東北支援につなげる橋渡しをすることが出来ました。
社員一同で練り上げた、「ミータン」おなかには伊勢丹の「I」三越の「M」があしらわれています。
2011年4月1日、(株)三越と(株)伊勢丹は合併し、(株)三越伊勢丹が誕生いたしました。
この新たな歴史の第一歩を記念して、「三越伊勢丹大誕生祭」を開催いたしました。その中のひとつに年間を通じてグループとして取り組みむ、「JAPAN SENSES(ジャパン センスィズ)」があります。海外で高い評価を受けている日本の伝統や技術が宿る、モノ、コト、ヒトを、百貨店という場を通じてお客さまに直接ご紹介し、改めて日本固有の「日本の魅力・力」「日本人の美意識」など、世界に通用する日本の良さをわかりやすくお伝えし、新たな価値として、再認識していただくことで、日本を元気にしていきたいと考えています。
第1弾となる4月は、三越日本橋本店、銀座店、伊勢丹新宿本店の3店舗を皮切りに、スタート。
日本の豊かな感性表現を出来る技術のある『作り手』である産地・技術者にバイヤーが伺い、『使い手』であるお客さまとの『つなぎ手』として三越伊勢丹が「日常性」「現代風」の観点からものづくりに参加、ご紹介しました。
これからも、世界に誇れる日本のよさや日本の伝統・歴史そして新しさを、三越伊勢丹として発信し、グループとして取り組みんでまいります。
折り紙のデザインモチーフに頭文字の「J」を象し、西から北までの日本列島が織りなす四季を表現しています。
世界的な産地の岡山デニムと日本人クリエーターとのコラボレーション企画。
伝統工芸である江戸小紋の型を2000枚以上保有し、両面染めを得意とする廣瀬染工場のブランド<コモンヒロセ>が提案する新しい日傘。洋装でもお使えいただけるアイテムのご紹介。